交通安全施設工事とは?

写真 交通安全施設工事とは、道路利用者が安全に道路を活用する為の道路付属物を取り付ける工事の総称です。身近なものとして、道案内屋役としての案内標識、重大な交通事故を軽減する為のガードレール、そして、走行区分を示す道路区画線などが挙げられます。
 基本的には『道路交通法』に基づいたレイアウトとなっていますので日本の中においては戸惑うことは少ない作りになっています。
 また、観光サイン標識は、各地域での名所・見所を表すものとして独自のデザインにて作成されています。

道路標識工

写真 道路標識工は、道路に設置する標識看板を設置する工事です。標識は、現在位置や目的地を示す『案内標識』、道路上における警戒箇所を示す『警戒標識』、禁止した行為を示す『規制標識』、指示行為や横断歩道等の存在を示す『指示標識』に区分されます。
 設置する標識の区分により公安委員会が設置するもの、道路管理者が設置するものとありますが、基本的には、設置の基準は『道路交通法』に基づいたものになっており、ほぼ全国で統一のものが設置されています。


▼工種細別
・道路案内用大型標識
・観光案内用サイン標識
・速度制限等の規制標識 等

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道路区画線工

写真 道路区画線工は、車両の通行区分を表す線を引く工事です。道路に引いてある白色や黄色の線がそれになります。車道境界線を示す外側線、中央線、指示標示である矢印、横断歩道等に区分されます。
 施工方式は溶融式区画線と常温式区画線に分かれており一般現道では溶融式区画線が施工され、高速道路や空港滑走路では常温式区画線が採用されています。
 種類も道路交通事情の高度化に対応して様々な商品が開発され、重大な交通事故抑制のツールとして欠かすことなく活用されています。

▼工種細別
・溶融式区画線
・常温式区画線
・高輝度式区画線
・リブ式区画線 等

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防護柵工

写真 防護柵工は、車両の防護を主にする『ガードレール』、『ガードケーブル』、歩行者を防護する『横断防止柵』、『転落防止柵』、落石事故を防護する『落石防止柵』、橋梁転落事故を防止する『橋梁防護柵』等の種類があります。
 また、近年の都市景観意識の高まりによりデザイン、配色等の細部にわたって周囲景観と調和することが求められることが多くなり、その要求に応える製品が各メーカーより開発されています。



▼工種細別
・ガードレール
・ガードパイプ
・転落・横断防止柵
・橋梁防護柵
・落石防護柵 等

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グルービング工

写真 グルービング工は、車両通行部分に溝を作ることによりタイヤのグリップ力を高め、スリップ事故の低減を図る工事です。
 その効果については空港滑走路において証明され、世界中の滑走路においてグルービングが設置されています。
 施工上において、大量に切断水を使う為にその処理等に長年問題を抱えてきましたが、施工機械の発達に伴い切断水を使用しない『乾式工法』が確立されすべての問題点は解消されました。
 また、現道での施工効果として、スリップ防止以外にもタイヤノイズ低減、道路凍結抑制、排水効果等にも有用性が確認されています。

▼工法細別
・交差点での追突事故防止(横断方向)
・カーブでのスリップ事故防止(縦断方向)

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その他道路付属物

道路合流地点において左右確認の補助をする為のものです。車両運転者にとって死角になる部分を低減し、交差点事故の抑止ツールとしてとても大切な物です。
道路の視界は昼夜間、または天候により著しく変化します。
視線誘導標は車のライトに反射させることにより道路境界の視認性を高めます。


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